コンクリートひび割れガイド

ひび割れが発生したとき

ひび割れが発生したとき

(1) 0.2mm以下というように、ひび割れ幅が小さいときは、
   コンクリート表面に伸縮性が大きく、
   引張強度の高い樹脂による被膜を施します。

 

    樹脂は紫外線に弱いため、
   その上に耐候性に優れた材料を上塗りすることが望ましいとされます。

 

(2) ひび割れ幅が大きい場合は、ひび割れ部に樹脂やセメントを圧入し、
   鉄筋のサビを防止します。

 

(3) ひび割れ幅が、かなり大きなものである場合は、
   構造物に欠損部が生じたと考えると、
   構造物の変形に抵抗する指標である鋼性や強度の劣化を伴っている事が推測されます。

 

    そのため、ひび割れが生じているコンクリートや、
   床構造物の表面に鋼板や長繊維シートを貼り付けたり、
   鉄筋コンクリート壁を増設して補強します。

 

    柱剤に大きなひび割れがある場合は、
   同じ材料を周囲に巻き立てし、補強します。

 

これらの補強構法は、鉄筋コンクリート構造物の耐震補強のため、
現在多く適用されている方法です。